ライサワー種

levain.sbj@gmail.com
« Back to Glossary Index

ライサワー種とは

ライ麦粉を主原料として培養・維持されるサワー種(サワードウスターター)の一種です。ライ麦粉には、酵母と乳酸菌の栄養となるミネラルや酵素が豊富に含まれているため、非常に活発で生命力の強い発酵種になりやすいのが特徴です。ライサワー種は、ホワイトサワー種に比べて酸味が強く、独特の力強い風味を持つため、主にライ麦パンなどの本格的なサワードウブレッド作りに利用されます。

サワードウでの重要性

ライサワー種は、特にライ麦を多く含むサワードウブレッドの生地の安定性と風味を決定づけます。ライ麦はグルテン形成能力が低いため、このライサワー種が持つ強い酸味が生地の粘りを調整し、パンを割れにくくする役割を果たします。また、強い酸味と香りは、ライ麦特有の深い味わいを最大限に引き出し、本格的なサワードウブレッドの風味を作り出す上で欠かせません。

詳細な解説

  • ライサワー種の科学的役割: ライ麦粉はグルテンを形成しませんが、代わりにデンプンを分解する酵素アミラーゼを多く含みます。このデンプンの崩壊を防ぎ、パンの構造を保つ役割を担うのが、ライサワー種が作り出す強い酸味です。酸性の環境下でアミラーゼの働きが抑制され、デンプンの糊化が適切に行われます。
  • 実践的な利用: ライ麦粉自体の栄養価が高いため、リフレッシュ後の発酵力が非常に強く、短時間でピークに達することが多いです。そのため、発酵力の確認と使用のタイミングを正確に見極めることが、ライ麦パン作りでは重要になります。
  • 他の用語との関連: ホワイトサワー種(サワードウスターター)に比べて酸味が強いため、その風味を活かした重厚なパンの味わいを作り出します。

Synonyms:
Rye sourdough
« Back to Glossary Index
Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
Facebookでのコメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
ABOUT ME
LEVAIN - SOURDOUGH BAKER JAPAN
LEVAIN - SOURDOUGH BAKER JAPAN
“日本でおいしいサワードウを焼く”ためのヒントとレシピを集めた小さなパン工房メディアです。季節や湿度、家電の特性に寄り添いながら、無理なく続けられるサワードウ作りをお届けしています。

記事URLをコピーしました