こんにちは!「LEVAIN – SOURDOUGH BAKER JAPAN」へようこそ。
サワードウ・ジャーニーを続ける皆さん、スターターの完成、本当におめでとうございます! 🥳🎉
瓶の中でプクプクと気泡を出し、甘酸っぱい良い香りがするようになったら、いよいよパン作りに使える「元気な酵母」を手に入れた証拠です。
Step 3では、この大切なスターターを長く、元気に維持していくための「賢い保管方法」と「日々のメンテナンス」について解説します。適切な管理をマスターすれば、いつでも好きな時に美味しいサワードウブレッドを焼くことができますよ!
1. 🌡️ スターターの保管、どこが良い?
完成したスターターを保管する場所は、主にその後のパンを焼く頻度によって決まります。
① 頻繁に焼く場合(毎日〜数日に一度)
- 保管場所: 室温(キッチンカウンターなど)
- メンテナンス: 毎日または1日に2回(朝晩など)リフレッシュ(餌やり)が必要です。
- メリット: 常に活性化した状態を保てるため、思い立ったらすぐにパン作りに使えます。
- 注意点: 日本の夏場など室温が高い環境では発酵が早すぎるため、この方法は温度管理がしやすい環境(20℃〜24℃理想)に限られます。
② あまり頻繁に焼かない場合(週に一度、またはそれ以下)
- 保管場所: 冷蔵庫
- メンテナンス: 週に一度を目安に、リフレッシュのために冷蔵庫から取り出します。
- メリット: 低温で酵母の活動がスローダウンするため、リフレッシュの頻度を大幅に減らせます。
- 注意点: 冷蔵庫から出してすぐに使うことはできません。使う前には必ず「活性化」が必要です。
👉 初心者の方には、週に一度のリフレッシュで済む「冷蔵庫保管」が最もおすすめです。
2. 🍎 冷蔵庫保管とリフレッシュ(餌やり)のルーティン
冷蔵庫で保管する場合の基本的なメンテナンス方法をご紹介します。
🗓️ 週に一度のメンテナンス手順
- 取り出す: 冷蔵庫からスターターの入った容器を取り出します。
- リフレッシュ: スターターの一部を新しい清潔な瓶に移し、小麦粉と水を加えて混ぜます。(例:スターター10g : 水50g : 小麦粉50g など)
- 残ったスターター(ディスカード)は、捨てずにパンケーキやクラッカーなどに使えます。
- 室温で活性化: 蓋を軽く閉め(密閉しない)、室温(20℃〜24℃)で約2〜4時間置いて、少し膨らんで元気が出てくるのを確認します。
- 冷蔵庫に戻す: 活性化を確認したら、蓋をしっかり閉めて再び冷蔵庫へ戻します。
このルーティンを週に一度行うことで、スターターは健康な状態を維持できます。
🚨 異変に気づいたら:「フーチ」とは?
冷蔵庫で長期間放置すると、表面に黒っぽい液体が分離して層を作る場合があります。これを「フーチ」と呼びます。
- フーチ(Hooch)とは
- 酵母がエサ(小麦粉)を食べ尽くした後、「もっとエサをくれ!」というサインとして分泌するアルコール(エタノール)や酢酸です。
- サワードウでの重要性
- フーチはスターターが飢餓状態にあることを示しますが、腐っているわけではありません。パンの風味を強める酸味の元でもあります。
- 少量のフーチであれば、混ぜ込んで通常通りリフレッシュすれば問題ありません。大量の場合は、液体だけ捨ててからリフレッシュしてください。
3. 🍞 パンを焼く前の「活性化」
冷蔵庫で眠っているスターターを、実際にパン生地に使う「ルヴァン種」にするには、焼成日に合わせて活性化させる必要があります。
- 種継ぎ: 焼きたいパンに必要な量のスターターを冷蔵庫から取り出し、新しい瓶に「水」と「小麦粉」を加えて混ぜます。
- ルヴァンは通常、メイン生地を混ぜる約8〜12時間前に作ります。
- ピークを待つ: ルヴァンが室温で大きく膨らみ、ちょうどピーク(2倍近くに膨らみ、少しだけしぼみ始める手前)に達したタイミングが、パン生地に混ぜる最適なタイミングです。
- 残りは保存: 残った元のスターターは、すぐにリフレッシュして冷蔵庫に戻します。
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